難病を患っている人にとって、自宅で自由に仕事ができる生活はとても魅力的だと思います。
しかし、その自由さがあるからこそ、注意しなければならない点も多く存在します。
この記事では、僕が失敗から学んだ注意点について書いてみます。
注意点その1:時間管理
難病を抱えながらの起業では、時間管理が特に重要になります。
僕は最初の頃、見通しが甘く少し無理をしながら仕事をしていました。
僕のように、体調悪化することもある難病では、
起業最初期の段階では、少し長めに納期を設ける事をおすすめします。
注意点その2:体調管理
僕ら難病者にとって、体調管理は最も重要だと言えます。
自分自身の体調が良い時間や、何がきっかけで悪くなるかなど、一日の体調タイムラインを把握することがポイントです。
もちろん突発的な体調悪化もあると思いますが、そういうときこそ、自身の体調と相談して仕事を進めるようにしましょう。
体調を理由に仕事の納期を守れないというのが一番問題になります。
絶対に納期は守るようにしましょう。
僕は納期は長めに取り、体調に応じて仕事時間を決めています。納期を長めに設定しておくことで、焦らず休みを取ることもできますよ。
注意点その3:お金
ここで言うお金とは、事業を回していくためのお金のことです。
最初から大きく稼げる算段があるならともかく、そうでないなら初めは小さくいくべきです。
というのも僕は、難病を患っていたり、障害を抱えている方の起業というのは、お金を借りてまでするものではないと考えるからです。
どういう流れで稼ぐことができるのか、まず自分が稼ぐということを目指すべきです。
そのために、大きい金額でも良いですが、最初は小さく実績を積みましょう。
注意点その4:ツールの管理
自宅で仕事を始めるとき、内職や手仕事はともかく、現代の在宅ワークでは、スマホやパソコン、ソフトは必須です。
しかし、無料ツールだけで何とかしようと思っても、実際無理があります。
そういうときは必ず有料ツールを使うようにしましょう。
ここで注意してほしいのが、本当にそのツールが必要かどうか、しっかり見極めること。
「動画編集で稼ぎたい」「画像編集で稼ぎたい」等、何で稼ぐか考える事はとても大切です。
ただ、その稼ぎたい気持ちと自分が持ってる技術が噛み合ってるかどうかをしっかり見極めてからツールやソフトを購入するようにしましょう。
注意点その5:教わる人
在宅ワーク、特にパソコンを使用する仕事を始める際、必要な知識を身につけることが必須です。
日々の学習と仕事の進行は並行して行う必要があります。
何かわからないことがあったとき、生成AIを利用して調べ物をするのも一つの手です。
しかし、最終的には、教えてくれる人がいるかどうかが、学習の速度に結構な差がでます。
誰から学ぶかは重要ですが、特に注目してほしいのは、障害や難病を理解してくれる人を選ぶことです。
難病や障害に理解があれば、無理せずより効率的かつ実践的な教え方をしてくれます。
まとめ
この記事では、難病者や障害者が起業する際に特に留意すべき重要なポイントを書いてみました。
- 時間管理
- 体調管理
- お金について
- ツールの管理
- 教わる人
注意点をしっかり頭に入れ、ゆっくりでも焦らず、無理せず一歩一歩進めていくことが、遠回りに感じても、僕ら難病者や障害を抱えた人が成功するための本当の近道だと思います。
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